交通事故について
2020.06.23
前回は、「むちうちってどんな痛み?」について書かせていただきました。記事にも載せましたが、むちうちは頸椎に過度なストレスがかかりますので安静にするのが一番です。
整骨院でむちうちの治療を希望の方に対しても基本的には、ストレッチや頸椎矯正などは控えるようにして、可能な限り周辺の組織に特殊な電気や超音波、手技で調節する際には微量な力加減で患部の状態の確認の意味を込めて触れるのがベースになってきます。
では、むちうちになった時に、安静にする期間について書いていきますので、ぜひ最後までお読みください。。
むちうちの安静期間
むちうちにあった際の安静期間についてですが、もちろん交通事故の被害状況でかなり大きく変わってきますが、軽いものでしたら2~3日程、少し症状が強く出ている場合は数週間ほど、長くなると何か月になる場合もあります。
安静期を過ぎて少しづつ普段の生活に戻すことは、現症状を慢性化させないためにも必要なことですので、主治医の先生や整骨院の先生と話し合ったうえで判断するようしてください。
ついでに安静期を逆に長くしてしまうと、筋肉を使う機会が減り筋力低下から頚部痛が慢性化してしまいますので、安静にしすぎるのも気を付けましょう。(軽く頚部周辺のストレッチをしましょう)
むちうちになった時に安静にすべき理由
また、意外に知られていない受傷直後に安静にしないといけない理由としましては、以下の点があげられます。
・交通事故受傷後は無症状でも、数日してから症状が急変する可能性があるから
※むちうち損傷では、交通事故後すぐに症状が発症しないことはよくあります。症状がなくても早めの医療機関への受診をお勧めします
・頚部周辺には末梢神経や脊髄神経などがあるので、負担をかけて症状を長引かさないため
などの理由があります。ただし、前の記事でも説明させていただいたバレ・リュウ型は痛みなどではなく、めまいやふらつきなどの症状ですので、このような場合は整形外科での判断ではなく、心療内科を受診されるのも一つの手段だと思います。
まとめ
交通事故によって、むちうちになった場合には安静期が重要になってきますが、安静にしすぎると慢性化しやすいので、適切な時期を見誤らない言うにしましょう。
事故後の症状で、整形外科や整骨院、接骨院に通っているが症状が変化しないなどの相談も無料で受け付けておりますので、お気軽に当院までお電話ください。また、Line@にお友達登録されておられる方は、メッセージからも相談にのりますので、とにかく分からないことはドンドン質問ください。